有痛性外脛骨障害

外脛骨障害とは?

足の舟状骨の内側が突出し(図1)、その部分に痛みを持つ選手は比較的多くみられます。これは外脛骨と呼ばれる足の過剰骨で、歯で言う八重歯のようなものです。外脛骨は正常な人をレントゲン検査を行うと3人に1人は持っているといわれています。

外脛骨はその形態から3種類に分類されています。(図2)

Ⅰ型は舟状骨本体から離れて後脛骨筋腱に付着する形で存在するもの、Ⅱ型は舟状骨本体と線維性に連結しいるもの、Ⅲ型は完全に癒合して舟状骨が長く内側に突出しているものです。

 

外脛骨には本体の舟状骨と同様に後脛骨筋が付着するためその力を受けます。したがって、後脛骨筋によって引っ張られる力が痛みを出すのが大きな要因です。

図1.内側に骨が突出している部位が外脛骨

図2、レントゲンにて外脛骨は3つのタイプに分類される

発生機転

外脛骨障害には3つ原因が考えられます。

第1は後脛骨筋腱の牽引力をうけるもので、アーチが下がりやすい回内足の選手に多く見られます。(図3)

このタイプは成長期に足部や下腿の骨が成長しそれによって後脛骨筋が相対的に短くなり、緊張が高まると牽引力が強くなるため痛みが出やすくなります。

 

第2は純粋に外脛骨の内側への突出が大きく、スパイクなどの硬い靴を履くと当たって痛みを生じるもの。

 

第3は内返し捻挫をした際に、外脛骨が足関節の内果と衝突して痛みが出るもの。

 

図3.一番左の足の形がもっとも外脛骨障害が起こりやすい。

治療

症状を繰り返すものでも15-17歳の骨成長が停止するころには自然治癒することが多いので、基本的には保存的治療を行います。

荷重時に痛みが強い場合は、テーピングにて足の回内を制限したり、ドーナツパッドにて骨の突出部の圧力を分散させます。

スポーツ復帰と予防

通常は数週間運動を控えることで疼痛は軽減しますので、疼痛が軽減すればスポーツ復帰してもかまいませんが、発生の原因が取り除けていないとすぐに再発することがあります。

再発予防には後脛骨筋のストレッチング、スポーツ後のアイシング、足にフィットしたシューズの選択、足底板を使用して足の縦アーチを保持することも有用です。

当院では患者様の足の形に合わせたオーダーメイドのインソールを作成しております。

名古屋市港区・中川区を中心に、有痛性外脛骨障害・足周囲の痛みでお困りの患者様に来院いただいております。

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