骨盤裂離骨折

成長期の骨には成長軟骨があります。この部分の筋肉や腱に引っ張られると、その部分で骨が剥がれてします裂離骨折という障害が発生します。骨盤の骨にも成長軟骨があり、全身の中でも裂離骨折が起きやすい部位とされています。(図1)

図1.代表的な骨盤裂離骨折の好発部位

成長軟骨は骨を成長させてくれる働きがありますが、ここは成長期のウィークポイントでもあります。

また、骨が成長する時期は骨の長さが伸びることにより、相対的に筋肉は短くなってしまします。そのため、筋肉は常に緊張した状態を強いられ骨端核を引っ張ることにより裂離骨折を生じます。

このような状態は成長期の中学生によくみられるので骨盤裂離骨折のほとんどはこの時期におこります。

 

ー発生機転

 

1)上前腸骨棘ではスタートダッシュなどで縫工筋の収縮

2)下前腸骨棘ではキック動作で大腿直筋の収縮

3)坐骨結節部では全力疾走や跳躍などでハムストリングの急激な収縮

 

 

発症初期の痛みが強い時期は局所の安静が必要で痛みに応じて松葉杖歩行を行います。歩行時痛がなくなってから可動域訓練と筋力訓練を行います。

 

およそ4-6週でジョギング開始、2-3ヶ月で運動復帰が目安です。坐骨結節の場合位は骨癒合が遅れやすいのでさらに慎重なスポーツ復帰を要します。

 

ほとんどの場合は保存的に治療可能ですが、骨のずれが大きい場合は手術が必要になります。スポーツ復帰の際には股関節周囲の筋肉のストレッチを十分に行い、柔軟性を高めておく必要があります。

名古屋市港区・中川区の方など骨盤周囲の骨折・痛みでお困りの方は森ファミリー接骨院にご相談下さい。

森ファミリー接骨院
のご案内

名古屋市中川区東起町4丁目121-4

サイドメニュー