重い物を持った時、くしゃみをしたとき、など前屈した際に急激に痛くなる腰痛の総称をギックリ腰と言います。主な痛みは鋭い腰痛で痛みが強く真っ直ぐ立つことが出来ません。骨盤や背骨のズレ、体幹筋（インナーマッス）の筋力低下が原因だと言われています。季節の変わり目に多いのが特徴です。

椎間板は線維輪と髄核でできており、背骨をつないでクッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫し症状がでてきます。腰痛と下肢痛、下肢の筋力低下、足の痺れなどが代表的な症状です。

腰椎分離症は腰の疲労骨折とも言われています。

腰椎分離症は小学生高学年～中学生のスポーツをしている学生に非常に多いです。腰を反る動きや捻る動き（ダッシュ、投げる、打つ）などの繰り返しのストレスによって腰椎（背骨）に負担が大きくなり腰痛を引き起こします。

腰を反ったときにに腰が痛くなるのが特徴です。

数ヶ月の安静が必要になる場合もあります。

腰やお尻、脚に痛みやしびれを感じたことはありませんか？それは坐骨神経痛の可能性があります。坐骨神経痛は、腰からお尻を通り、足に伸びる神経が圧迫されて起こる症状の一つであり、片側に出ることがほとんどです。

特に長時間座っていることで、しびれたりすることもあります。

進行性のため、はやめはやめの処置が大事となります。

もし腰の辺りが痛いと感じ、普段の動きがしづらいと感じているなら、仙腸関節性腰痛の可能性があります。仙腸関節性腰痛は、仙腸関節と呼ばれる腰椎と仙骨がつながる部分に炎症や過度な動きが生じ、痛みが生じる状態です。

適切な姿勢の保持が症状の緩和に役立ちます。また、理学療法士による運動療法も腰痛には効果的です。

腰の痛みや足のしびれにお悩みの方へ。腰部脊柱管狭窄症とは、腰椎の周りにある脊柱管が狭くなり、神経に圧迫がかかる症状です。これが原因で腰や足に痛みやしびれ、時には歩行困難さを感じることがあります。

腰やお尻から足にかけての痛み

歩行時の足のしびれや弱さ

長時間立っていると痛みが増す

これらの症状が当てはまる方は腰部脊柱管狭窄症の可能性が高いです。

背中の痛みや腰痛、姿勢の変化に不安を感じている方へ。胸椎・腰椎圧迫骨折は、背骨の骨が圧迫されることによって生じる状態です。

骨粗しょう症の高齢に多く、若くて５０代で発症することもあります。

重いものを持ち上げた、転倒し尻餅をついたなどが受傷原因と考えられ、寝返り動作や立ち上がり動作時に激痛を訴える場合は、胸椎・腰椎の圧迫骨折の可能性が高いと言えます。

腰痛と腰の不調を感じている方へ。腰椎すべり症は、腰椎の骨がずれる状態です。

↓こんな症状の方は当てはまる可能性が高いです。

腰やお尻の痛み

歩行時の不安定感

前かがみや長時間座ると痛む