仙腸関節障害


仙腸関節とは

仙腸関節は骨盤を作っている左右の腸骨と仙骨の間の関節です。脊柱の根本に存在し、上半身をしっかり支えつつ地面からの衝撃を緩和しています。つまり、自動車や免震構造物に多く使用されているダンパーによく似た衝撃緩和装置として機能しています。関節と言ってもとても可動域が少なく、靭帯によって動きが制限されています。

発症

サイドステップや、片足に荷重するときに大きな力が加わり、その繰り返しによって関節の障害が発生します。また、マルアライメントにより仙腸関節に力学的ストレスが過大となり発症することもあります。腰痛の訴えで来院するため、病院で腰の骨や椎間板の検査を行っても原因がわからず原因不明の腰痛とされることがあります。

仙腸関節障害の特徴

・痛みは腰ではなくお尻のまわり(上後腸骨棘付近)にある

・臀部痛、鼠径部痛、太ももやふくらはぎの痛みやしびれ症状を伴うことも多い

・片側の痛みのことが多い。

・産後などに発症するケースも多い

・ソファーなどに深く座る姿勢などで痛みが出やすい

・休息によって一時的に症状が落ち着いても、競技を再開すると再発することが多い

・ぎっくり腰の原因となるケースも多い

仙腸関節性腰痛で痛みの出現しやすい部位

引用文献:仙腸関節性腰臀部痛の診断と治療―MB Orthop.18(2)2005より

診断・検査

・仙腸関節を押すと痛み(圧痛)がある

・上後腸骨棘、長後仙腸靭帯、仙結節靭帯、腸腰筋に圧痛がある

・整形外科徒手検査(パトリックテスト、ゲンスレンテストなど)で痛みが再現される

・片足立ち動作で痛みが再現される

・XPやMRIなどで特にはっきりとした異常はない

当接骨院でのリハビリ治療

仙腸関節は股関節の動きと密接に関連しており、仙腸関節性腰痛を発症する多くの患者様に股関節周囲の柔軟性低下が認められます。

まずは股関節周りの筋肉(特にお尻まわりの筋肉)の硬さをしっかりととり、股関節の柔軟性改善のためにストレッチなどを行っていきます。

また骨盤は腰椎の動きとも連動しているため腰椎や胸椎など脊柱の可動性の改善もはかり仙腸関節への負担を軽減させていきます。

さらに骨盤を安定させるために体幹の筋力、特にインナーマッスルの筋力強化や股関節の深層筋(外旋筋や中殿筋・小殿筋)などの筋力強化も行い、仙腸関節の安定性向上を目指します。

必要に応じて骨盤周囲をしめて安定させるためサポーターの併用も推奨します。

 

適切な筋力訓練や柔軟性を向上させること仙腸関節に負担のかかる悪い姿勢を改善し仙腸関節の痛みにアプローチしていきます。

名古屋市港区・中川区を中心に、仙腸関節障害(仙腸関節部の痛み)でお困りの患者様に来院いただいております。

気になる症状がある方は、森ファミリー接骨院へご相談ください。

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